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小説の後書きとかいい訳とか。あとは雑記。
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 今更なのに方向性が変になって来た気がする。
ちょこっとしか書けていないくせにこのていたらく。
軌道修正書ける可能性が大です。ご容赦ください。


 *****


一番いてほしくない存在だった。<BR>
 なのに。<BR>
 湊は、自分の次の行動を、信じられない思いで反芻した。<BR>
 なんで。<BR>
 いったい、どうして。<BR>
 空気を吸った反動で、肺が悲鳴を上げた。<BR>
 苦しさにからだを縮こまらせたその背中に、ザカリアスの掌が触れた。<BR>
 いつもなら、からだをこわばらせて、やり過ごすというのに。<BR>
 何が起きたのか、湊には、わからなかった。<BR>
 信じられなかった。<BR>
 湊は、ザカリアスの飽いているほうの腕に、しがみついたのだ。<BR>
「ごめんなさい」<BR>
「もう、出して」<BR>
「お願い」<BR>
「苦しい」<BR>
と、何度も繰り返しながら、泣きながら、しがみつき、そうして、抱きついた。<BR>
 誰に?<BR>
 最も嫌う相手に……だ。<BR>
 なぜ?<BR>
 どうして?<BR>
 これは、オレの、自分の意志じゃない。<BR>
 なにか、別の何かに操られているんだ。<BR>
 そう思うと、体温が下がった。<BR>
 足下が低反発マットのように不確かになる。<BR>
 ぐにゃりと、こどものいたずら書きのように、周囲の景色がすべて輪郭を崩れさせてゆく。<BR>
 嫌だ。<BR>
 嫌でたまらないのに。<BR>
 どうして、オレは、こんな行動をとっているんだ。<BR>
 目の前が薄青い紗の帳に覆われたと思った時、<BR>
 バカだよね。<BR>
 まったく。<BR>
 しばらく、眠ってなよ。<BR>
 そんな声を、聞いたと思った。<BR>

***** と、まぁ、こんな風になっちゃったのでした。な〜んか、やばげな方向性ですよね。う〜む。とりあえず、ここで寝かせてみよう。そのうちいい解決策が見つかるだろう。そう思いたい。
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